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クロアチア、衰えなかった敢闘精神 一時3点差でも

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(15日、 フランス4―2クロアチア ワールドカップ決勝) 何度も倒れそうになりながら勝ち上がってきたクロアチアが力尽きた。 「4失点を重ねて、 さすがに厳しかった」 。 敗戦を受け入れるダリッチ監督の 表情に…
(15日、フランス4―2クロアチア ワールドカップ決勝)
何度も倒れそうになりながら勝ち上がってきたクロアチアが力尽きた。
「4失点を重ねて、さすがに厳しかった」。敗戦を受け入れるダリッチ監督の表情には、力を出し切った達成感が伴っていた。
前半に不運なオウンゴールとビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を使った判定によるPKで2失点。後半は、リスクを背負って攻撃に人数をかけて出ていった分、カウンター攻撃にさらされて2失点を重ねた。「それでも、最後まで選手たちを信じていた」とダリッチ監督は振り返る。
前半の得点は、クロアチアらしい集中力と多くの選手が絡んだものだった。
前半28分、モドリッチがゴール正面のFKを右外に振った。頭で中へ折り返すブルサリコから4人がつないで、最後はペリシッチ。準決勝でも貴重な同点ゴールを決めた左足だった。
クロアチアは準決勝までの3試合ですべて延長までもつれ込んだ。その敢闘精神は衰えなかったが、時間の経過とともに出足は鈍っていった。
3点差とされた後、相手GKロリスのミスを突いたマンジュキッチのゴールで、2―4まで追いすがった。 DFロブレンは「1―4になってもプレーをやめなかった。勝利を信じていた。だから国民が誇りに感じている」。
負けてなお、見る者を引きつけるチームだった。( 潮智史 )

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