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北、初の具体的な動き…「衛星発射場」施設解体

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【ワシントン=海谷道隆】 米国の 北朝鮮問題研究グループ「38ノース」 は23日、 北朝鮮が、 北西部・ 東倉里(トンチャンリ)の ミサイル実験場「西海(ソヘ)衛星発射場」 で一部施設の 解体を始めているとの 分析結果を発表した。 6月12【国際】
【ワシントン=海谷道隆】米国の北朝鮮問題研究グループ「38ノース」は23日、北朝鮮が、北西部・ 東倉里 ( トンチャンリ ) のミサイル実験場「 西海 ( ソヘ ) 衛星発射場」で一部施設の解体を始めているとの分析結果を発表した。6月12日の米朝首脳会談後、北朝鮮による核・ミサイルの廃棄に向けた具体的な動きが確認されたのは初めてだ。
西海衛星発射場は、 金正恩 ( キムジョンウン ) 朝鮮労働党委員長が米朝首脳会談でトランプ米大統領に、破壊の意向を伝えた場所とされる。米朝間の非核化協議の停滞観測が広がる中、北朝鮮としては、米国との約束を履行する姿勢を示し、今後の交渉を優位に運ぶ狙いがあるとみられる。
38ノースは、今月20日から22日にかけて撮影された衛星画像を分析した。画像には、弾道ミサイルやロケットを組み立てる建造物の解体が進む様子が写っていた。ロケットエンジンの試験台も上部構造が撤去され、解体に使われているとみられるクレーンや解体された資材が地面に置かれていることも確認された。解体作業は過去2週間以内に始まった可能性が高いとしている。

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