西日本を西へ横断した台風１２号は３０日未明に九州の 西方海上へ抜け、 同日午後は鹿児島県・ 屋久島の 西方海上をゆっくり南下した。 ３１日にかけて屋久島や種子島付近を反時計回りに進み、 ８月１日は東シナ海を中国大陸方面に向かう見込み。 気象庁は九州と四国の 太平洋側では３１日まで大雨になる所があるとして、 土砂災害や低地の 浸水、 河川の 増水に警戒を呼び掛けた。 １２号は３０日午後６時、 屋久島の 南西約９０キロの 海上を時速１５キロで南へ進んだ。 中心気圧は９９４ヘクトパスカル、 最大風速は１８メートル、 最大瞬間風速は２５
西日本を西へ横断した台風１２号は３０日未明に九州の西方海上へ抜け、同日午後は鹿児島県・屋久島の西方海上をゆっくり南下した。３１日にかけて屋久島や種子島付近を反時計回りに進み、８月１日は東シナ海を中国大陸方面に向かう見込み。気象庁は九州と四国の太平洋側では３１日まで大雨になる所があるとして、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒を呼び掛けた。 １２号は３０日午後６時、屋久島の南西約９０キロの海上を時速１５キロで南へ進んだ。中心気圧は９９４ヘクトパスカル、最大風速は１８メートル、最大瞬間風速は２５メートル。半径１７０キロ以内が風速１５メートル以上の強風域。 ３１日午後６時までの２４時間予想雨量は多い所で、四国２５０ミリ、九州南部２００ミリ、九州北部１８０ミリ、奄美１２０ミリ。８月１日午後６時までの同雨量は九州と四国の多い所で１００～１５０ミリ。 ３１日にかけての九州南部と奄美の最大瞬間風速は３０メートル、波の高さは九州南部５メートル、奄美と九州北部４メートルの見込み。（2018/07/30-19:37）
