5日東京株式市場 アジア株安などを受け一段安:5日の 東京株式市場は、 4日より、 170円05銭安い、 2万1,546円99銭で取引を終えた。 …
5日の東京株式市場は、4日より、170円05銭安い、2万1,546円99銭で取引を終えた。 5日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 5日の東京株式市場は、薄商いの軟調地合いだった。 週末に米中の関税発動を控え、前場の平均株価は4日の終値をやや下回る水準で推移していたが、後場からはアジア株安などを受けて一段安を余儀なくされ、一時2万1,500円を割り込んでいる。 売買代金は2.2兆円程度と少なく、アメリカの祝日で外国人投資家の参加が乏しかったよう。 こうした地合いで全てのセクターが値下がりする中、石油、非鉄など資源関連の下落が目立った。 また、個別に東証1部の値下がり銘柄数は全体の約9割におよび全面安だったが、このところ売られていた主力輸出関連株の中には、値上がりしている銘柄も散見されている。 週末の6日も外部環境次第であるが、今週はさえない地合いだっただけに、ポジション調整となれば買い戻しが予想されると思われる。
