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修学旅行、北海道地震で中止…物産展開催危機も

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北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震を受け、 神奈川県内の 一部高校は北海道への 修学旅行の 中止や延期を迫られている。 百貨店でも北海道物産展の 開催継続が危ぶまれるなど、 影響は広がっている。 県教育委員会によると、 県立高校【社会】
北海道 胆振 ( いぶり ) 地方を震源とする地震を受け、神奈川県内の一部高校は北海道への修学旅行の中止や延期を迫られている。百貨店でも北海道物産展の開催継続が危ぶまれるなど、影響は広がっている。
県教育委員会によると、県立高校2校の計約520人が4日から修学旅行で札幌市などを訪れていたが、6日未明の地震発生後は全ての日程を中止した。生徒らにけがはなかったが、7日まで宿泊先のホテルなどで待機を余儀なくされた。
北海道では余震が続いているため、来週から釧路市などへの修学旅行を予定していた別の県立高校2校は出発を取りやめた。湘南工科大学付属高校(藤沢市)でも2年生約400人が今月下旬に道内で収穫などの農業体験を行う予定だが、日程を来春に延期することも含めて検討している。
そごう横浜店(横浜市西区)は、17日まで北海道物産展を開催している。約60店舗が出店し、連日多くの客でにぎわっているが、北海道からの物流が滞る状況が続けば、農産物や乳製品が品薄になる可能性があるという。同店は7日、売り場に被災地への義援金を受け付ける募金箱を設置した。
物産展を訪れた横浜市神奈川区の会社員(33)は「商品を買ったり、寄付をしたりして、少しでも北海道を元気づけることができたら」と話した。
自民党総裁選(20日投開票)を巡っても自粛ムードが広がっている。同党県連は7日の告示に合わせて県内の党員・党友約6万人に投票用紙を発送する予定だったが、党本部が演説会などを3日間取りやめる方針を決めたことから、発送を週明けに延期した。県連内には「十分な論戦を行うため、投開票も3日後にずらすべきだ」(ベテラン県議)と不満の声もある。

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