北朝鮮を訪れているアントニオ猪木参議院議員は、 キム・ ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長の 側近と会談し、 北朝鮮の 非核化や…
北朝鮮を訪れているアントニオ猪木参議院議員は、キム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長の側近と会談し、北朝鮮の非核化や日本人の拉致問題をめぐって意見を交わしたものと見られます。 ９日の北朝鮮の建国70年の記念日にあわせ、７日から北朝鮮のピョンヤンを訪れている猪木氏は、８日午前、朝鮮労働党で国際関係を統括するリ・スヨン副委員長と会談しました。 リ副委員長は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の側近で、会談では、腰が悪く、車いすに乗った猪木氏と握手を交わしていました。 詳しい内容は明らかになっていませんが、北朝鮮とアメリカとの間で難航している非核化協議や、日本人の拉致問題などをめぐって意見を交わしたものと見られます。 会談に先だって猪木氏は、今回の北朝鮮訪問の目的について経由地・北京の空港で、「本音を聞いて話をしていきたい。それを生かすか生かさないかは日本政府がやることだ」と、記者団に話していました。 一方、北朝鮮への渡航をめぐっては、日本政府が北朝鮮に対する制裁の一環としてすべての国民に自粛するよう求めており、猪木氏に対しても渡航を控えるよう要請していました。
