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石破氏善戦、党内の声「あっぱれ」「国民のバランス感」

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■二階俊博・ 自民党幹事長(発言録) (石破茂元幹事長が総裁選の 地方票で善戦したことについて)国民の 意識として、 バランス感覚を発揮するという場合があったの ではないか。 あまりにも早くから、 安倍さん(晋三首…
(石破茂元幹事長が総裁選の地方票で善戦したことについて)国民の意識として、バランス感覚を発揮するという場合があったのではないか。あまりにも早くから、安倍さん(晋三首相)の圧勝がずっと伝えられておりましたから。これに対して、やっぱり少しチェックをしておこうという国民全体の流れがあったんじゃないか。(記者会見で)
(自民党総裁選の)地方票は6年前、石破さんの方が強かったという前提で(萩生田氏ら安倍晋三首相陣営は対策を)やっており、石破さんがかなり善戦すると思っていた。石破さんは地方を地道に歩かれ、愚直に政策を訴えてきた。一生懸命さが自民党員に伝わったのだと思う。
一方、石破さんの国会議員票はやや予想を超えたところがあった。(安倍陣営の)いろいろな会合をするたび、(国会議員)本人出席か、秘書の代理出席かで、(支持先を)想定してきたが、それよりも石破さんの国会議員票は多かった。当初から石破さん支持を決めていたが、表明しづらかった小泉進次郎さんのような潜在的な石破さん支持者がいたのだろう。(BSフジの番組で)
何もないことが一番の問題なので、自民党総裁選で「議論を戦わす場」を見える化できたことは良かった。(安倍晋三首相の3選について)政権運営はいろいろ不十分なところもあるが、これまでの成果が評価された結果なのかなと思う。(次の総裁選に向けた自身のグループ結成については)今晩、仲間と反省会を開き、どういう形で前に進めるか検討していきたい。(党役員人事や内閣改造で)派閥で応援してたからこういう人を選ぶということでは国民に許してもらえない。いい人材を内閣の中に投入してほしい。(総務省で記者団に)
いろいろ悩んだが、最終的には白票(を投じた)。党内が非常に「安倍1強」状態になって、党内でなかなか物を言うことが難しくなっている。総裁、総理として、党内の閉塞(へいそく)的な状況を打開するために自ら動かれることがあってもよかったのではないか。(国会内で記者団に)
(来年の参院選に勝つには石破茂氏の存在感が重要か問われ)重要だと思います。(安倍晋三)総理もそうですし、石破(茂)元幹事長もそうだが、街頭に立つと本当に人が集まってくる政治家の一人であります。そうした政治家は党にとって非常に大事でありますので、これからももっともっと二人とも汗をかいてもらわないといけないなと思います。(党本部での記者会見で)
(自民党総裁選で石破茂元幹事長が地方票で4割以上を獲得したことについて)もともと(安倍晋三首相は)目標の55%をなんとか、やっと超えたという感じ。厳しく受け止めて、国民の皆さまに「誠実にやっているな」というふうに思ってもらえるような(政権)運営をやっていくことが必要だ。(石破氏が地方票で健闘したことは)たいしたもんで、あっぱれだ。(党本部で記者団に)
自民党の本来の良さであるいろんな意見がある、多様な意見があるというところを今回ご自身が手を挙げることによって示してくださったことへの敬意と感謝を込めて石破(茂)元幹事長に入れた。(党本部で記者団に)

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