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東証前引け 大幅反発、選挙受けた米株高好感 戻り売りで上値は重く

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8日午前の 東京株式市場で日経平均株価は反発した。 前日比423円30銭(1.92%)高の 2万2509円10銭で前場を終えた。 10月22日以来、 およそ2週間ぶりに取引時間中で2万2500円台を回復した。 米中間選挙がおおむね市場予想通りの 結果となり前日の 米株式相場が大きく上昇したことが好感され、 幅広い銘柄に買いが広がった。 外国為替市場で対ドルの 円相場が…
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前日比423円30銭(1.92%)高の2万2509円10銭で前場を終えた。10月22日以来、およそ2週間ぶりに取引時間中で2万2500円台を回復した。米中間選挙がおおむね市場予想通りの結果となり前日の米株式相場が大きく上昇したことが好感され、幅広い銘柄に買いが広がった。外国為替市場で対ドルの円相場が前日夕時点に比べ円安・ドル高方向に振れたことも支えとなり、日経平均は一時500円近くまで上げ幅を拡大した。 もっとも、上げ一服後は伸び悩んだ。心理的な節目の2万2500円を上回ったため戻り待ちの売りや利益確定目的の売りが出て、指数の上値を抑えた。アジアの主要株式相場もほぼ全面高で始まったが、中国・上海総合指数が一時、前日終値近辺まで上げ幅を縮小したことも投資家心理の重荷となった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。 業種別TOPIXでは33業種のうち32業種が上昇した。 住友ゴ が7日に2018年12月期の業績見通しを下方修正したことを受けて「ゴム製品」が下落した以外は、総じて堅調な推移となった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2710億円、売買高は7億6915万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の9割弱となる1836。値下がりは239、変わらずは36銘柄だった。 ダイキン や KDDI が上げ幅を拡大した。 MS&AD や 三井住友FG などの金融株も堅調だ。 資生堂 や ユニチャーム も高い。一方、 SUBARU や スズキ が安い。 三越伊勢丹 や 住友大阪 も下落している。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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