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米国株、続落で始まる ダウ一時200ドル超下落 欧州政治の不透明感を嫌気

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15日の 米株式相場は続落して始まった。 午前9時35分現在、 ダウ工業株30種平均は前日比122ドル16セント安の 2万4958ドル34セントで推移している。 下げ幅は一時20
【NQNニューヨーク=川内資子】15日の米株式相場は続落して始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比122ドル16セント安の2万4958ドル34セントで推移している。下げ幅は一時200ドルを超えた。世界経済の減速懸念が根強いうえ、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感も意識されている。 四半期決算で既存店売上高が大幅に減った百貨店のJCペニーが急落。決算と同時に2019年1月期通期の見通し引き上げを発表したウォルマートにも売りが先行した。バークレイズなど英金融銘柄が軒並み大きく下げている。 EUとの離脱協定案に反発して複数の英閣僚が15日に辞任したと伝わり、警戒感が強まった。 一方、前日夕に発表した決算を受けて、複数のアナリストによる目標株価の引き上げが伝わったIT(情報技術)のシスコシステムズが高い。 JPモルガン・チェースやオラクルが上げた。著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが7~9月期に株式を新たに取得したと明らかにし、買いを誘った。 朝方発表の米経済指標は強弱まちまち。10月の小売売上高は前月比で市場予想以上に増えたが、8~9月分がマイナスに下方修正された。11月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想に反して上昇し、フィラデルフィア連銀製造業景況指数は大きく低下した。

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