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BTS事務所が謝罪 原爆Tシャツ「事前の検討不十分」

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BTSの 所属事務所が13日夜、 公式ツイッターなどで声明を出した。 全文は次の 通り(原文は韓国語)。 ◇ こんにちは。 ビッグヒットエンターテインメントです。 最近ビッグヒットエンターテインメント所…
BTSの所属事務所が13日夜、公式ツイッターなどで声明を出した。全文は次の通り(原文は韓国語)。

こんにちは。ビッグヒットエンターテインメントです。最近ビッグヒットエンターテインメント所属アーティスト、防弾少年団(以下BTS)に関連し、さまざまな問題が提起されています。これについての我々の立場は以下の通りです。
〈1〉最近提起された問題の中で、当社が検討した内容は次の通りです。
・アーティストが、原子爆弾(以下原爆)イメージが入った衣装を着用した件。
・アーティストが、過去に韓国内での雑誌の写真撮影で、ナチスの模様が入った帽子を着用した件。
・アーティストが過去に参加した行事のパフォーマンスで、ナチスのマークを連想させる旗を振りながら公演した件。
〈2〉上記内容について当社の立場は次の通りです。
・BTSをはじめ、全ての所属アーティストの活動において、戦争と原爆などを支持せず、これに反対しますし、原爆投下で被害を受けられた方々を傷つける意図は全くなく、今後もないことを明確に明らかにします。
・BTSをはじめ、全ての所属アーティストの活動において、ナチスを含む全ての全体主義、極端な政治的性向を持つ全ての団体および組織を支持せず、これに反対し、これらの団体との関係を通じて過去の歴史によって被害を受けた方々を傷つける意図が全くなかったことと、今後もないことを明確に明らかにします。
〈3〉最近提起された問題と関連し、以下のように謝罪をお伝えします。
・原爆のイメージが入った衣装の着用に関して、上記のように一切の意図はなく、衣装自体が原爆被害者の方々を傷つける目的で製作されたものではないと確認されていましたが、当社が事前に十分検討できず、アーティストが着用したことによって原爆被害者の皆さんを意図しないまま傷つけたこと、及び、アーティストと原爆のイメージが重なるように見えたことで不快感を与えたことについて、心から謝罪します。
・写真撮影時にナチスの文様が入った帽子を着用したことと関して、上記のように一切の意図はなく、当日の撮影に関する全ての服装とアクセサリーは当該メディアから提供を受けたものでしたが、当社が事前に十分に検討できず、当社アーティストが着用したことにより、過去にナチスのために被害を受けられた方々を意図せずに傷つけたこと、また、アーティストとナチスのイメージが重なるように見えたことで不快感を与えた点について、心から謝罪いたします。
・しかし、上記の事項について、アーティストの所属事務所として、きめこまかな支援をできなかった当社に責任があり、当時のアーティストの多忙な日程や現場状況を考慮するとき、上記事項の責任に関連がないことを明確に明らかにします。
〈4〉当社は問題が提起された公演のパフォーマンスについて次のように説明いたします。
・問題が提起された公演は、2017年に当社アーティストが参加した、韓国の伝説的なアーティスト、ソ・テジの記念公演として、画一的な教育現実を批判する社会的メッセージをこめた「教室イデア」のパフォーマンス場面を含むものでした。
・問題提起された旗とイメージは、ナチスと関連がない創作アートワークで、「画一的な全体主義教育システムを批判」するためのパフォーマンスでした。
・このパフォーマンスが一部で問題提起されたように、ナチスとの連携性を持っていたことは全く事実ではなく、むしろ、そのような全体主義的現実を批判するために創作的要素を持っていた点を考慮しなければならないことです。
〈5〉当社は、今回提起された問題を改善していくのに最善の努力を尽くします。
・「音楽とアーティストを介して、世界中の人たちに慰めと感動を与えたい」ということが、当社の存在理由です。また、多様性と包容の時代を生き、考慮すべき要素が多くなったのは、私たちにも挑戦的な課題であるが、これをきちんと行うために最善の努力を尽くしています。
・今後も今回の問題提起された事案だけでなく、様々な社会的、歴史的、文化的背景について理解をベースに、当社と所属アーティストが活動している詳細な部分まで丁寧に見て、心の傷を受ける方がないようにより注意します。
・当社は改めてこのような点のチェックが不足し、傷ついた全ての方々に丁寧に謝罪いたします。
〈6〉当社は今回提起された問題を解決するために、以下のような措置をとっています。
・日本と韓国の原爆被害者団体の関係者に接触し、現在提起されている問題への説明と、傷ついた方々に謝罪しています。
・現在の問題に関連する問題を提起した団体である「サイモン・ウィーゼンタール・センター」に状況を説明し、傷ついた方々に対して謝罪する書簡を送りました。

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