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SUBARU 新たに10万台のリコール

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検査の 不正が相次いで発覚している自動車メーカーの SUBARUは、 ことしに入ってからもブレーキの 検査などで不正が続いていた…
検査の不正が相次いで発覚している自動車メーカーのSUBARUは、ことしに入ってからもブレーキの検査などで不正が続いていたとして追加で10万台をリコールすることになりました。 SUBARUは、ブレーキの性能やスピードメーターなどの検査の不正は去年12月までとしていましたが、ことしに入っても不正が続いていたことを明らかにしました。 これは先月の国土交通省の立ち入り検査でわかったということで、追加でおよそ10万台のリコールを届け出ることになりました。 リコールの対象となるのは、ことし1月9日から先月26日までに製造した「インプレッサ」や「フォレスター」などのほか、SUBARUが製造し、トヨタが「86」の名前で販売する1車種の、合わせて9車種です。 SUBARUでは、去年10月以降、資格を持たない従業員による検査や燃費の検査データ改ざんなどの不正が相次いで発覚し、今回の事案を含めて一連のリコール台数は合わせて53万台にのぼります。 中村知美社長は5日の記者会見で「経営トップが先頭にたって品質第一の意識を徹底し、信頼回復に全力で取り組んでいきたい」と述べました。 またSUBARUは、今年度の業績見通しについて、リコールの費用などを損失として計上することから、本業のもうけを示す営業利益は前の年度より42%減少して2200億円になる見込みだとしています。

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