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日経平均は3日ぶり反落、米中貿易摩擦の長期化を懸念

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[東京 29日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落した。 前日の 米国株市場が下落した流れを引き継ぎ、 朝方から幅広い業種で売りが先行。 米中貿易摩擦の 長期化に対する懸念が強く、 買い向かう投資家は限られた。 一時2万1000…
[東京 29日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落した。前日の米国株市場が下落した流れを引き継ぎ、朝方から幅広い業種で売りが先行。米中貿易摩擦の長期化に対する懸念が強く、買い向かう投資家は限られた。一時2万1000円を割り込み、下げ幅を350円超に拡大したが、為替が109円割れを回避したことで下げ幅を縮小させた。日銀によるETF(上場投信)買いの思惑もあり、大引けは2万1000円台を維持した。
TOPIXは0.94%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆1030億円だった。東証33業種では石油・石炭、ゴム製品を除く31業種が値下がり。値下がり率上位には、電気・ガス、精密機器、食料品、パルプ・紙などが入った。米金利が低下し、収益悪化が懸念された銀行株も軟調だった。
市場では「レアアース(希土類)の対米輸出規制について中国共産党機関紙が報じたことで、貿易摩擦が長引くとの警戒感が強まった。先行きの米金利動向も気がかり」(サクソバンク証券チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、シチズン時計 がしっかり。同社は28日、自己保有株を除く発行済株式総数の2.20%にあたる700万株、取得総額30億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。需給改善などに期待する買いが入った。
東証1部の騰落数は、値上がり512銘柄に対し、値下がりが1541銘柄、変わらずが83銘柄だった。
日経平均
終値 21003.

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