Home Japan Japan — in Japanese 東京五輪・パラ 式典統括に狂言師の野村萬斎さん

東京五輪・パラ 式典統括に狂言師の野村萬斎さん

322
0
SHARE

2020年東京オリンピックとパラリンピックの 組織委員会は、 それぞれの 開会式と閉会式合わせて4つの 式典について、 演出や企画…
2020年東京オリンピックとパラリンピックの組織委員会は、それぞれの開会式と閉会式合わせて4つの式典について、演出や企画を総合的に統括する責任者に狂言師の野村萬斎さんが決まったと発表しました。 東京大会の組織委員会は30日、福島県にある「Jヴィレッジ」で理事会を開いたあと記者会見し、大会の開会式と閉会式の演出や企画を行う体制を発表しました。 それによりますと、4つの式典を一体的に進行するため、リーダーとして総合的に統括する責任者に狂言師の野村萬斎さんが選ばれました。 理由について組織委員会は「狂言や映画、演出面などで国内外で活躍しており、日本の伝統から現代に至るまで幅広い見識を持っていることなどから適任と判断した」としています。 さらにオリンピックの式典では、具体的な演出や企画の責任者に、「ALWAYS 三丁目の夕日」などの作品で知られる映画監督の山崎貴さんが選ばれました。 またパラリンピックでは、数々のテレビのコマーシャルを手がけ、リオデジャネイロ大会の閉会式で旗の引き継ぎ式の演出に携わった、クリエーティブディレクターの佐々木宏さんが責任者に選ばれました。 このほか、3人と共に演出や企画を検討するチームに、音楽家の椎名林檎さんや映画プロデューサーの川村元気さんら合わせて5人が選ばれました。 今後、野村萬斎さんたちは4つの式典に共通する基本理念を設けたうえで、それぞれの式典で独自性のある物語や演出、それに聖火台のデザインや開会式で聖火をどのようにともすのかなどを検討していくことになります。

Continue reading...