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ブラジル中央選管、ルラ元大統領の立候補認めず=汚職で収監中

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【サンパウロ時事】 ブラジルの 中央選管に当たる選挙高裁(TSE)は31日、 テメル氏の 任期満了に伴う10月7日の 大統領選について、 元大統領で汚職で収監中の ルラ被告の 立候補を認めないとする判断を多数決で下した。 獄中から出馬を表明しているルラ被告は抗告するとみられる。 2003年から2期8年にわたり国を率いたルラ被告は、 在任中の 収賄などで起訴され、 今年1月、 二審で禁錮12年1月の 有罪判決を受けた。 憲法補足法は二審で有罪となった人は8年間にわたり被選挙権を失うと規定。 TSEの 判事の 一人は「有罪判決が確定
【サンパウロ時事】ブラジルの中央選管に当たる選挙高裁(TSE)は31日、テメル氏の任期満了に伴う10月7日の大統領選について、元大統領で汚職で収監中のルラ被告の立候補を認めないとする判断を多数決で下した。獄中から出馬を表明しているルラ被告は抗告するとみられる。 2003年から2期8年にわたり国を率いたルラ被告は、在任中の収賄などで起訴され、今年1月、二審で禁錮12年1月の有罪判決を受けた。憲法補足法は二審で有罪となった人は8年間にわたり被選挙権を失うと規定。 TSEの判事の一人は「有罪判決が確定、あるいは二審で有罪とされた場合、どんな人であれ選挙に出る資格はない。立候補届は受け入れられない」と述べ、例外は認められないと指摘した。 国連人権当局は被告側が上訴中であるのを理由に、出馬を認めるよう促しているが、この判事は「強制力はない」と述べた。(2018/09/01-12:45)

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