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事件30年、伝え続ける=朝日阪神支局襲撃

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兵庫県西宮市で1987年5月、 朝日新聞阪神支局が散弾銃を持った男に襲撃され、 記者2人が死傷した事件は3日、 発生から30年を迎えた。 阪神支局では市民や同社関係者らが殺害された小尻知博記者=当時(29)=の 冥福を祈り、 事件の 記憶を伝え続けることを誓った。 阪神支
兵庫県西宮市で1987年5月、朝日新聞阪神支局が散弾銃を持った男に襲撃され、記者2人が死傷した事件は3日、発生から30年を迎えた。阪神支局では市民や同社関係者らが殺害された小尻知博記者=当時(29)=の冥福を祈り、事件の記憶を伝え続けることを誓った。 阪神支局では3日朝、記帳・拝礼所が設けられ市民らが追悼に訪れた。発生時刻の午後8時15分には支局3階にある事件の資料室で、社員や支局OBらが黙とうをささげる。 広島県呉市にある小尻記者の墓には3日午前、渡辺雅隆社長ら同社幹部が訪れ、冥福を祈った。神戸市では朝日新聞労働組合が言論の自由を考える集会を開き、ジャーナリストらが議論を重ねた。 襲撃事件では「赤報隊」を名乗る犯行声明が出された。朝日新聞の東京本社や静岡支局などが狙われた事件でも赤報隊名の声明文が届き、警察庁は一連の事件を指定116号事件として捜査。容疑者逮捕には至らず、いずれも2003年3月までに時効となった。(2017/05/03-14: 42) 関連ニュース
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