【モスクワ共同】 ロシア国防省は16日、 ロシア軍によるシリア北部ラッカ南郊への 空爆により、 過激派組織「イスラム国」 (IS)指導者の アブバクル・ バグダディ容疑者が死亡したとの 情報を得て、 複数の ルートで確認中だと発表した。 空爆は5月28日未明、 IS幹部らが会合していた…
【モスクワ共同】ロシア国防省は16日、ロシア軍によるシリア北部ラッカ南郊への空爆により、過激派組織「イスラム国」(IS)指導者のアブバクル・バグダディ容疑者が死亡したとの情報を得て、複数のルートで確認中だと発表した。空爆は5月28日未明、IS幹部らが会合していた拠点に対して実施された。 米軍主導の有志国連合は「確認できていない」としており、米メディアによると米国防総省や米軍高官も懐疑的な姿勢。過去2週間、死亡を示す機密情報は得られていないという。ロシアのラブロフ外相は「100パーセント確認できる情報はない」と述べた。 ISはラッカを「首都」と称している。