【ロンドン時事】 英警察は17日、 ロンドン西部の 高層アパートで14日に起きた大規模火災について、 少なくとも58人が「現在も消息が分からず、 死亡したと推定される」 と発表した。 58人には既に死亡が確認された30人が含まれる。 焼け跡の 捜索は継続中で、 死者数はさらに増
【ロンドン時事】英警察は17日、ロンドン西部の高層アパートで14日に起きた大規模火災について、少なくとも58人が「現在も消息が分からず、死亡したと推定される」と発表した。58人には既に死亡が確認された30人が含まれる。焼け跡の捜索は継続中で、死者数はさらに増える恐れもある。 ロンドン警視庁高官は記者団に対し「事件当夜、58人がアパート内部にいて今も消息不明だと報告を受けている。悲しいことだが死亡したと推定される」と述べた。焼け跡からはこれまでに16人の遺体が収容された。鎮火は16日、確認された。しかし、捜索は安全性の問題で一時中断され、難航している。 BBC放送は、行方不明者の数を「70人前後の可能性がある」と報じている。 一方で高官は「何人かはどこかで安全に暮らしているということもあるはずだ」と述べ、何らかの事情で警察に安否を知らせられない住民もいる可能性を示唆した。また「刑事事件としての捜査も並行して行っている。何が起きたのか、はっきり答えを出す。出火原因、火災拡大の理由、建物の構造、そして改装」と語り、昨年の改装工事も捜査対象になっていることを認めた。(2017/06/18-01: 21) 関連ニュース
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