安倍晋三首相は4日午後、 三重県伊勢市で年頭記者会見に臨み、 憲法改正の 国会発議の 早期実現に意欲を示した。 「今年こそ、 憲法の あるべき姿を国民にしっかり提示し、 改憲に向けた議論を一層深める。 自民党総裁…
安倍晋三首相は4日午後、三重県伊勢市で年頭記者会見に臨み、憲法改正の国会発議の早期実現に意欲を示した。「今年こそ、憲法のあるべき姿を国民にしっかり提示し、改憲に向けた議論を一層深める。自民党総裁としてそんな1年にしたい」と述べた。野党に具体的な改憲案の提出も呼び掛けた。北朝鮮が強行する核・ミサイル開発に触れ「従来の延長線上でなく、国民を守るため真に必要な防衛力強化に取り組む」と強調した。 改憲を巡り「今後も国民主権などの基本理念は変わることはないが、時代の変化に応じて議論するのは当然だ」と説明。「スケジュールありきではない」とも述べた。