NHKが誤通知 「北がミサイル発射」:NHKがウェブサイトなどで、 「北朝鮮がミサイル発射」 と誤って報道。…
NHKがウェブサイトなどで、「北朝鮮がミサイル発射」と誤って報道。その後、訂正・謝罪する騒ぎがあった。 「北朝鮮ミサイル発射の模様 Jアラート 政府『建物の中や地下に避難を』」。 16日午後6時55分ごろに掲載された、NHKのニュースサイト上の速報。 ミサイル発射で避難を呼びかける緊急メッセージだった。 これを受け、フジテレビの報道センターは一時騒然となり、事実確認を急いだ。 ところが、およそ5分後、「ミサイル発射の速報は誤報である」として、サイト上で訂正。 さらに、「先ほど午後6時55分ごろ、NHKのニュースサイトや、NHKのニュース防災アプリで、『北朝鮮ミサイル発射の模様』という速報が出ましたが、これは誤って出したものでした。 Jアラート(全国瞬時警報システム)は出ていません。大変失礼いたしました」と、午後7時のニュースの中でも訂正し、謝罪した。 実は、NHKが誤報をした午後6時55分ごろ、時を同じくして発表されたのが、第158回芥川賞・直木賞の受賞者。 NHKによると、この結果速報を出そうとした際、速報を配信する装置を誤って操作し、緊急時用に用意していた、ミサイル発射のニュースを流してしまったという。 そして、北朝鮮のミサイルをめぐる誤報といえば、13日に起きた、アメリカ・ハワイ州での騒動。 住民らの携帯電話などに一斉に配信された、避難を呼びかけるメッセージに、現地は一時、パニックに陥ったが、これも誤報だった。 こちらも人為的ミスが原因としている。 こうした相次ぐ誤報に、街の人は「(通知の文言に『Jアラート』とあったら信じてしまう?)やっぱり100%信用しますよね。それでも何回か誤報が流れたりしているので、『もしかしたら本当じゃないのか』と思ってしまうかもしれないですね」と話した。