テニスの四大大会、全豪オープンの開幕を２日後に控え、錦織圭選手が公式記者会見に臨み、１回戦で対戦する世界ランキング４８位のロシアのアンドレイ・クズネツォフ選手について「楽な相手ではない」と警戒を強めていました。 錦織選手は１４日、午前中はセンターコートで世界７位のマリン・チリッチ選手と、午後は屋外のコートで世界１３位のロベルト・バウティスタアグット選手とそれぞれ実戦形式で練習し、特に午後は大勢のファンが見守る中で熱のこもった動きを見せていました。 この練習の間に大会会場で公式の記者会見に臨み、１回戦で対戦するクズネツォフ選手について、「１回戦としては楽な相手ではない。完成されている選手ではないが、そんなにやりたい選手でもない。今大会のように球足の速いコートでフラットにどんどん打ってくるので、いろいろと気をつけなければいけない」と警戒を強めていました。 ２日後に迫ったその初戦に向けて、「実戦形式の練習を強い選手とやっているので集中力も上がる。残り２日なので気持ちは自然と高まっている」と意気込んでいました。 また、４回戦で元世界王者のロジャー・フェデラー選手と対戦する可能性がある組み合わせについては、「まだあまり考えられない。まず１回戦なので、徐々に考えていく」と話すにとどめました。 錦織選手の１回戦は、１６日の日本時間午前９時から行われる予定です。
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