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米通商代表と初会談 貿易、まず同一歩調

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【ハノイ赤間清広】 20日開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合出席の ためハノイ入りしている世耕弘成経済産業相は同日、 15日に就任した米通商代表部(USTR)の ライトハイザー代表と初めて会談した。
【ハノイ赤間清広】20日開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合出席のためハノイ入りしている世耕弘成経済産業相は同日、15日に就任した米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と初めて会談した。
会談では「双方に利益となる貿易の促進」などで一致したほか、「第三国で行われている不公正な貿易慣行に対する対応」でも両国の協力強化を確認した。国有企業に対する政府支援など保護主義的な貿易政策を続ける中国をけん制する狙いがあるとみられる。
ライトハイザー氏はUSTR代表就任前、農産物を中心に日本に一段の市場開放を迫るなど対日強硬発言を続けていたが、初会談では自動車や農業など個別の課題についての言及はなく、経済協力や中国への対応を巡り、まずは日米で同一歩調を演出した形だ。

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