5日の 東京株式市場は、 北朝鮮を巡る地政学リスクが改めて意識され、 日経平均株価は続落した。 終値は前日比122円44銭安の 1万9385円81銭となり1週間ぶりの 安値…
5日の東京株式市場は、北朝鮮を巡る地政学リスクが改めて意識され、日経平均株価は続落した。終値は前日比122円44銭安の1万9385円81銭となり1週間ぶりの安値を付けた。 前日の欧州株は北朝鮮による6回目の核実験の実施を受け、主要な株価指数が軒並み下落した。東京市場では朝方、前日下落した銘柄への買い戻しで小高くなる場面もあったが、朝鮮半島情勢への懸念から売りに押された。 大手証券のアナリストは、前日の米株式市場が休場だったことを念頭に「北朝鮮の核実験が、米国市場でどの程度の影響があるのか見極めようというムードもある」と指摘した。