安倍首相は１２日午前、 国連安全保障理事会が北朝鮮への 追加制裁決議を採択したことを受け、 「格段に厳しい制裁決議が迅速に全会一致で採択されたことを高く評価する」 と首相官邸で記者団に語った。 「国際社会が連携、 連帯し、 明確な【政治】
安倍首相は１２日午前、国連安全保障理事会が北朝鮮への追加制裁決議を採択したことを受け、「格段に厳しい制裁決議が迅速に全会一致で採択されたことを高く評価する」と首相官邸で記者団に語った。 「国際社会が連携、連帯し、明確な意思を示すことができた。北朝鮮の政策を変えさせるべく、日本もリーダーシップを発揮していきたい」とも述べた。 菅官房長官は１２日午前の記者会見で、原油全面禁輸などの当初案が中露に譲歩して後退したとの指摘に対し、「初めて北朝鮮への原油・石油の供給量の上限が設定された。北朝鮮からの繊維製品輸入全面禁止などの極めて強力な内容だ」と強調した。 政府は追加制裁決議を受け、北朝鮮が弾道ミサイル発射などを繰り返せば、各国に制裁強化を改めて働きかける方針だ。小野寺防衛相は１２日午前の記者会見で、「北朝鮮がさらなる挑発行動に出る可能性も否定できない」と述べ、警戒監視態勢を維持する考えを示した。
