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筧被告に死刑求刑=「まれにみる凶悪事件」-青酸連続不審死事件・京都地裁

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京都、 大阪、 兵庫で起きた青酸化合物を使った連続不審死事件で、 高齢男性4人に対する殺人罪などに問われた筧千佐子被告(70)の 裁判員裁判の 論告求刑公判が10日、 京都地裁(中川綾子裁判長)であり、 検察側は「まれにみる凶悪で重大な事件」 と指摘し、 死刑を求刑した。 【図
京都、大阪、兵庫で起きた青酸化合物を使った連続不審死事件で、高齢男性4人に対する殺人罪などに問われた筧千佐子被告(70)の裁判員裁判の論告求刑公判が10日、京都地裁(中川綾子裁判長)であり、検察側は「まれにみる凶悪で重大な事件」と指摘し、死刑を求刑した。
【図解】青酸連続殺人で起訴された4事件の関係者(2017年6月)
弁護側の最終弁論が11日に行われ、結審する。判決は11月7日。被害者の死因や自白の信用性、責任能力の有無などが争点となっている。 法廷で筧被告は、死刑を求刑されても表情を変えなかった。 論告で検察は、被告の責任能力について「犯行当時、認知症などの精神疾患はなく、計画性の高い犯行が可能だった」とした。また、「裁判における自分の立場や弁護人の役割を理解している」として、訴訟能力もあると主張した。 公判では、4事件ごとに中間論告と弁論が行われた。筧被告は夫だった勇夫さん=当時(75)=殺害について「だまして(毒物を)飲ませた」などと認めたが、他の3人については、起訴内容を否認する発言もしている。 検察側は公判で、勇夫さんと、被告と内縁関係にあった本田正徳さん=当時(71)=について、体内から青酸が検出されたと指摘。他の2人も救急搬送時に青酸中毒とみられる所見があったとした。論告では、遺産を取得することなどを目的に「ごく微量で死に至る猛毒を飲ませた犯行で、殺意があった」と強調した。 弁護側は、被害者が他の病気などで亡くなった可能性も否定できないと主張。被告は認知症で訴訟能力がないとして、無罪を主張している。(2017/10/10-16:14) 関連ニュース
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