Домой Japan Japan — in Japanese 大飯原発1・2号機の廃炉決定 関西電力

大飯原発1・2号機の廃炉決定 関西電力

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福井県にある大飯原子力発電所の 1号機と2号機について関西電力は、 22日に開いた臨時の 取締役会で廃炉にすることを決定し、 福井県とおおい町に伝え…
福井県にある大飯原子力発電所の1号機と2号機について関西電力は、22日に開いた臨時の取締役会で廃炉にすることを決定し、福井県とおおい町に伝えました。出力が100万キロワット以上の原発が廃炉になるのは全国で初めてです。 22日午前、関西電力の岩根茂樹社長は福井県庁を訪れ、西川知事と面会しました。このなかで岩根社長は「大飯原発の1・2号機について延長運転にむけて技術的な検討をしてきた結果、廃炉にすることを決めた」と述べ、22日に開いた臨時の取締役会で大飯原発1・2号機の廃炉を決定したことを報告しました。 これに対して西川知事は「安全対策の徹底と地域経済と雇用への影響を考慮して進めてほしい」と述べ、理解を示しました。 運転開始から再来年で40年となる大飯原発1、2号機は、いずれも出力が117万キロワットあり、これまで廃炉が決まった原発と比べて大型ですが、格納容器のサイズが同じタイプの原発より小さく、緊急時に格納容器を冷やす方法が特殊です。 関西電力によりますと、運転延長のために国の規制基準に合わせて改修すると多額の費用がかかるほか、格納容器内のスペースがさらに狭くなりトラブルなどへの対応が難しくなるため廃炉を決めたということです。 福島第一原発を除いて、事故のあと廃炉になる原発はこれで8基で、出力が100万キロワット以上の原発の廃炉は全国で初めてです。

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