【ソウル時事】 韓国最大財閥サムスングループからの 収賄罪などに問われている朴槿恵前大統領（６６）の 判決公判が６日午後、 ソウル中央地裁で開かれた。 地裁は朴被告に懲役２４年、 罰金１８０億ウォン（約１８億円）の 実刑判決を言い渡した。 検察側は懲役３０年、 罰金１１８５億ウォン（約１１８億円）を求刑していた。 朴被告は公判を欠席した。 〔写真特集〕韓国・ 朴槿恵氏 公判はテレビ中継された。 最高裁は昨年、 一、 二審の 主要事件の 判決言い渡しに関し、 裁判長の 判断で中継することができるように関連規則を改定、 これを受けた初の
【ソウル時事】韓国最大財閥サムスングループからの収賄罪などに問われている朴槿恵前大統領（６６）の判決公判が６日午後、ソウル中央地裁で開かれた。地裁は朴被告に懲役２４年、罰金１８０億ウォン（約１８億円）の実刑判決を言い渡した。検察側は懲役３０年、罰金１１８５億ウォン（約１１８億円）を求刑していた。朴被告は公判を欠席した。
〔写真特集〕韓国・朴槿恵氏
公判はテレビ中継された。最高裁は昨年、一、二審の主要事件の判決言い渡しに関し、裁判長の判断で中継することができるように関連規則を改定、これを受けた初の事例となった。 韓国刑法では、懲役刑の場合、有期では３０年が最長。共謀関係とされる親友の崔順実被告（６１）は一審で懲役２０年の実刑判決を受けている。 検察によると、朴被告は崔被告と共謀し、サムスンの事実上のトップ、サムスン電子副会長の李在鎔被告から、父の李健熙会長からの経営権継承を支援するよう不正な請託を受け、見返りとして約４３３億ウォン（約４３億円）の賄賂の提供を受けたとされる。（2018/04/06-16:06）
