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立て看板を強制撤去

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京都大は13日朝、 本部がある吉田キャンパス(京都市左京区)の 周囲で今月から始めた立て看板の 禁止規制で、 通告にもかかわらず設置されたままだった約40枚を強制撤去した。
京都大は13日朝、本部がある吉田キャンパス(京都市左京区)の周囲で今月から始めた立て看板の禁止規制で、通告にもかかわらず設置されたままだった約40枚を強制撤去した。
関係者によると、撤去は同日午前7時半ごろまでに終えた。日曜の朝だったため、規制に反対する学生らもおらず、トラブルはなかったという。
サークルの勧誘や大学運営方針の批判、学園祭案内などキャンパス周囲をにぎわせていた看板は姿を消し、閑散とした雰囲気に。通りかかった京都大法科大学院1年の男性(23)は「学部生だったころから毎日通学する時に目にしていたので、寂しく感じる。立て看板は京大の自由な学風の象徴の一つ。それが失われたように思える」と話した。一方、別の法科大学院1年の男性は「市の条例で決まっているのだから大学も従うべきだ。歩道は大学の敷地ではないので、大学の自治という主張も無理がある。反対するなら条例改正に挑むべきだ」と話した。
京都大周辺の立て看板を巡っては、大学側が昨年10月、京都市から屋外広告の規制条例に違反するとして文書で行政指導を受け、同12月に大学構内の指定場所に承認団体による設置しか認めない規定を策定。学生だけでなく職員や卒業生、市民の間にも「立て看板は京大の文化。表現の自由の規制だ」と疑問視する声が広がっていたが、大学の公認を得ているサークルなどは抵抗が難しく、100枚ほどあった立て看板の半数以上は4月末までに自主撤去された。
大学側は今月1日に残っていた約40枚に撤去を求める通告書を張り付けたが、抗議する学生らがすぐにはがし、もみ合いになる場面も。反発する学生らは新たに横長の「寝看板」やTシャツを連ねた横断幕を設置するなどし、大学側も8日に再び通告書を貼って、せめぎ合いが続いていた。【大東祐紀、飼手勇介、菅沼舞】

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