史上初の 米朝首脳会談を控え、 韓国ではソウル市長などを決める統一地方選挙が首脳会談翌日の 13日に予定されていて、 会談の 成果…
史上初の米朝首脳会談を控え、韓国ではソウル市長などを決める統一地方選挙が首脳会談翌日の13日に予定されていて、会談の成果によっては与党側がさらに有利になる可能性があるとして注目を集めています。 今月13日に行われる韓国の統一地方選挙は、首都ソウルなど主要な８つの都市の市長と９つの道の知事などを決めるもので、８日午前、ムン・ジェイン（文在寅）大統領がソウル市内で、日本の期日前投票にあたる「事前投票」を行いました。 韓国の公共放送ＫＢＳなどが実施した最新の世論調査によりますと、選挙情勢はソウルなどを中心に革新系の与党「共に民主党」系の候補が優勢だということです。 韓国では２度の南北首脳会談などムン大統領の北朝鮮政策が支持を集め、選挙前日の12日に行われる米朝首脳会談で非核化の問題などに進展があれば、さらに与党側が有利になる可能性もあるとして注目を集めています。 またムン大統領が８日投票を終えたことから、韓国ではムン大統領がこのあとシンガポールを訪問し、米朝首脳会談に続いて、朝鮮戦争の終戦の宣言と平和協定を結ぶための、南北とアメリカの３か国での首脳会談を開くことが可能になったという見方も出ています。
