西日本豪雨で新たな支援策 非常災害対策本部会議:西日本豪雨で安倍首相は、 被災した農林漁業者や中小企業に対する、 新たな支援策を打ち出した。 …
西日本豪雨で安倍首相は、被災した農林漁業者や中小企業に対する、新たな支援策を打ち出した。 安倍首相は、「被災された農林漁業者、中小・小規模事業者の方々の不安を解消し、経営再開に向けた1歩を踏み出していただけるよう、政府として全力を挙げて支援してまいります」と述べた。 非常災害対策本部の会議で、安倍首相は、被災した農地や水路の早期復旧に向けて、災害関連融資を5年間無利子にすることや、農業機械の導入などへの支援を表明した。 また、中小企業に対しても、債務の返済猶予を強化するなど、金融支援を打ち出したほか、企業それぞれのニーズに対応するため、1社ごとに政府職員の担当を決めて、オーダーメイド型の支援で取り組むと表明した。 一方、菅官房長官は、会議後の記者会見で、農林水産関係の被害額は、あわせて481億円にのぼっていることを明らかにし、さらに増えることが見込まれると説明した。 また、被災地の支援をめぐり、菅長官は「避難所に避難している人だけでなく、自宅の2階などで避難生活を続ける在宅避難の被災者についても、自治体と連携して支援していく」と強調した。
