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台湾で列車脱線 15人死亡、120人以上負傷と発表

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台湾東部の 宜蘭(イーラン)県で21日午後4時50分(日本時間午後5時50分)ごろ、 台湾鉄道の 特急列車「プユマ号」 (乗客366人)が脱線した。 台湾当局によると、 少なくとも15人が死亡し、 2人が重体、 1…
台湾東部の宜蘭(イーラン)県で21日午後4時50分(日本時間午後5時50分)ごろ、台湾鉄道の特急列車「プユマ号」(乗客366人)が脱線した。台湾当局によると、少なくとも15人が死亡し、2人が重体、130人以上が負傷した。脱線の原因は調査中という。
台湾鉄道などによると、脱線現場は宜蘭県蘇澳地区にある新馬駅の付近。8両編成の列車の全車両が軌道から外れ、そのうち5両が横転したという。地元テレビの映像によると、白地に赤色のラインの入った車両が、折り重なるように横倒しになっている。
日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)は、事故列車に日本人の乗客がいなかったか、現地の消防当局などに確認している。
太平洋に面した宜蘭県など台湾東部は、山や海など自然豊かな観光地として知られる。脱線した特急列車は、台湾北部の新北市から台北市を経由して、台東市に向かっていた。多くの観光客らが乗車していたとみられる。
事故発生が夕方だったため、現場の救出作業は夜まで続いた。地元テレビの映像によると、救急隊が投光器を持ち込んで、列車の窓から担架で負傷者を運び出すなどしていた。(台北= 西本秀 )

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