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豚コレラ、岐阜で2頭感染確認…23頭を殺処分

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岐阜市の 養豚場で家畜伝染病の 豚(とん)コレラが発生した問題で、 岐阜県は16日、 発生養豚場から約8キロ離れた同市椿洞の 「岐阜市畜産センター公園」 で飼育されていた豚2頭の 遺伝子検査をした結果、 豚コレラの 陽性反応が出たと発表【社会】
岐阜市の養豚場で家畜伝染病の 豚 ( とん ) コレラが発生した問題で、岐阜県は16日、発生養豚場から約8キロ離れた同市椿洞の「岐阜市畜産センター公園」で飼育されていた豚2頭の遺伝子検査をした結果、豚コレラの陽性反応が出たと発表した。豚への感染は今年、同市で国内では26年ぶりに確認されて以来2例目。同公園では計23頭の豚が飼育されており、県は国と協議し、感染が確認された以外の21頭についても殺処分した。
県によると、岐阜市畜産課から15日午後2時40分頃、県の中央家畜保健衛生所に「畜産センター公園で発熱や食欲不振などの症状がある豚が1頭いる」との通報があり、県が遺伝子検査をしたという。同公園では、展示用として豚が飼われていた。公園がある椿洞地域では、多くの野生イノシシが豚コレラに感染していることもあり、県は国と協議し、国の検査を待たずに、16日午前4時半頃から豚の殺処分を実施し、完了した。

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