大阪が立候補している2025年の 万博の 開催地の 決定が今週23日に迫る中、 大阪府の 松井知事と大阪市の 吉村市長は19日午前、 …
大阪が立候補している2025年の万博の開催地の決定が今週23日に迫る中、大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長は19日午前、会場のパリに向けて関西空港を出発しました。 2025年の万博には大阪のほか、ロシアのエカテリンブルクとアゼルバイジャンのバクーが立候補していて、今週23日に、フランスのパリで開かれるＢＩＥ＝博覧会国際事務局の総会で加盟国の投票によって決まります。 大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長は、総会に向けて最終盤での支持固めを図るため19日午前、パリに向けて関西空港を出発しました。 松井知事らは、当初予定していた便が欠航したため、別の便に乗り換え、30分ほど遅れての出発となりました。 これに先立って、松井知事は記者団に対し、「やれることは最後まですべてやる。大阪・関西のおもてなし力と、世界の皆さんを迎える準備はすべて整っているということを伝えたい」と述べました。 また、吉村市長は「ロシアとアゼルバイジャンとしれつな争いをしていて、最後の数票で結果は変わるかもしれないので、取りこぼすことなく確実に最後の最後まで活動をしたい」と述べました。 松井知事らは、態度を明らかにしていない国などに対し、23日の投票のぎりぎりまで働きかけを行って、大阪への支持の上積みを図りたい考えです。
