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「日の丸スパイク」足元の戦いも負けられない…技術力アピール、絶好の好機

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19日にサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の 初戦を迎える日本代表が、 “足元”でも熱い戦いを繰り広げている。 スパイクは着用選手の 活躍次第で商機が広がる。 過去…
19日にサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の初戦を迎える日本代表が、“足元”でも熱い戦いを繰り広げている。スパイクは着用選手の活躍次第で商機が広がる。過去には無回転シュートを決めた本田圭佑が着用したミズノのモデルが目標の3倍を売り上げ大ヒット。今大会は国内メーカーのスパイクを着用する日本選手が増え、日本の技術力を世界にアピールする好機との期待も高まる。(西村利也)
ミズノとアシックスの国内メーカーが大会に合わせて投入したのは、日の丸を印象づける赤一色が個性を際立たせるモデルだ。ミズノの「レビュラツー」は、表面が血管のように浮き出たクッションがボールの衝撃を抑え、コントロールの性能を高める役割を果たすという。「軽さやフィット感も向上させた万能スパイク」(担当者)で、本大会では本田が着用予定だ。
前大会で日本選手の着用者がなかったアシックスは、ナイロンとウレタンの素材を組み合わせ、軽さと屈曲性を高めたモデルを投入。12日のパラグアイとの親善試合で2点を決めた乾貴士が着用したことで、一気に注目度を増した。
契約選手数で高いシェアを誇るのが独アディダスと米ナイキだ。世界の有力選手のスパイクも手掛ける両社は、ここ数年、画期的なスパイクで市場を席巻してきた。エースナンバーを背負う香川真司が履く予定のアディダス「X(エックス)18」は、足とスパイクの一体感を高めるため、靴ひもを省いた驚きのモデルだ。靴下が透けるほどの極薄素材を使い、片足200グラムを切る軽量化を実現。「蛍光色と鮮やかなブルーで目立つよう仕立てた」(担当者)自信作だ。
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