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韓国・朴槿恵前大統領の弁護人、起訴内容を否認

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韓国の ソウル中央地裁は2日、 収賄などの 罪で起訴された前大統領の 朴槿恵(パククネ)被告(65)の 初公判を今月23日に開くと決めた。 朴被告と共謀したとされる支援者の チェ・ スンシル被告(60)、 朴被告に賄…
韓国のソウル中央地裁は2日、収賄などの罪で起訴された前大統領の朴槿恵(パククネ)被告(65)の初公判を今月23日に開くと決めた。朴被告と共謀したとされる支援者のチェ・スンシル被告(60)、朴被告に賄賂を贈ったとして贈賄罪で在宅起訴された韓国ロッテグループ会長の辛東彬(シンドンビン)(日本名・重光昭夫)被告(62)の初公判も同時に行う。
2日、公判の争点を整理して進行を話し合う準備手続きを開き、決めた。被告の出席は義務づけられていない。朴被告は出席せず、弁護人が起訴内容を全面否認した。初公判には被告が出席する。
起訴内容によると、朴被告はチェ被告と共謀し、韓国最大の財閥サムスングループの事実上のトップでサムスン電子副会長の李在鎔(イジェヨン)被告(48)の経営権継承を支援するため、グループ内の企業合併に協力する見返りに、賄賂を受け取ったとされる。賄賂は約束分を含めて433億ウォン(約43億円)に上る。先に公判が進む李被告は、起訴内容を否認しており、不正な請託があったかどうかが争点となる。
朴被告は、免税店事業の認可をめぐり、韓国ロッテグループから70億ウォン(約7億円)の賄賂を受け取ったとされる事件を含め、計18件について収賄、強要などで起訴されている。(ソウル= 武田肇 )

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