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4月の求人倍率1.48倍、43年ぶり高水準

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厚生労働省が30日発表した4月の 有効求人倍率(季節調整値)は前月より0・ 03ポイント高い1・ 48倍だった。 第1次オイルショックの 直後で、 雇用情勢がまだ安定していた1974年2月以来、 43年2カ月ぶり…
厚生労働省が30日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月より0・03ポイント高い1・48倍だった。第1次オイルショックの直後で、雇用情勢がまだ安定していた1974年2月以来、43年2カ月ぶりの高水準となった。職探しをする人が減っていることが主因で、人手不足が鮮明になってきた。 有効求人倍率は、求職者1人あたりに何件の求人があるかを示す。リーマン・ショック後の2009年8月に過去最低の0・42倍を記録した後、上昇傾向が続く。12年12月の第2次安倍政権の発足以降、毎月の有効求人倍率は前月を下回ったことがなく、横ばいか上昇が続いており、ついにバブル期の90年7月に記録した80年代以降のピーク(1・46倍)を超えた。求人が増える一方、職を求める人が減り続けており、労働市場の需給は逼迫(ひっぱく)している。 4月は、有効求人数が265万4429人と前月比0・7%増加した一方、有効求職者数が179万4430人と同1・6%減り、有効求人倍率を押し上げた。上昇は2カ月連続。 主要産業別の新規求人数(原数…

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