佐賀県神埼市で陸上自衛隊の ヘリコプターが墜落した事故で、 陸上自衛隊トップの 山崎幸二陸上幕僚長は５日夜、 記者団に対し、 「民…
佐賀県神埼市で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落した事故で、陸上自衛隊トップの山崎幸二陸上幕僚長は５日夜、記者団に対し、「民間の住宅などに大変な被害を与えてしまい、被害を受けた住宅のご家族や周辺の住民の皆様に心からおわび申し上げます」と謝罪したうえで、５日午後５時４０分ごろ陸上幕僚副長をトップとする航空事故調査委員会を設置し、原因究明に向けて調査を開始したことを明らかにしました。 また、事故機は、整備が終わったあとの試験飛行のため、午後４時３６分に佐賀県吉野ヶ里町にある目達原駐屯地を離陸しましたが、７分後の午後４時４３分ごろ墜落したことを明らかにしました。 飛行計画では、目達原駐屯地を離陸したあと、福岡県の久留米市と朝倉市の上空を飛行する予定だったということです。 山崎陸上幕僚長は「通常は駐屯地の上空を飛行して安全を確認したあと駐屯地の外に出るが、今回、どのような飛行をして事故に至ったのかは今後、詳細に調べたい。原因究明を徹底し、再発防止に努めたい」と述べました。
