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1月の物価上昇率0.9% エネルギーが押し上げ

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総務省が23日発表した1月の 消費者物価指数(CPI、 2015年=100)は、 値動きの 激しい生鮮食品を除く総合が100.4と、 前年同月比で0.9%上昇した。 上昇は13カ月連続で、 上昇率は3カ月連続で横
総務省が23日発表した1月の消費者物価指数(CPI、2015年=100)は、値動きの激しい生鮮食品を除く総合が100.4と、前年同月比で0.9%上昇した。上昇は13カ月連続で、上昇率は3カ月連続で横ばい。原油高を背景としたガソリンや電気などエネルギー価格の上昇が物価を押し上げた。 電気代は6.4%、ガス代は3.8%上昇した。石油製品ではガソリンが8.8%、灯油が9.6%上昇。エネルギー関連だけで指数全体を0.48ポイント押し上げた。 全523品目のうち、58.5%の306品目が上昇し、31.5%にあたる165品目が下落した。上昇品目は多いものの、エネルギーも除いた指数の伸び率は0.4%にとどまり、エネルギー以外の物価の伸びは鈍い。 家庭用耐久財が2.0%下落したほか、テレビやビデオレコーダーなどの教養娯楽用耐久財も1.1%下落。大手携帯各社が打ち出した値下げの新料金プランの影響で、携帯電話の通信料も4.5%下がった。 一方で生鮮食品を除く食料は1.3%上昇。安売り規制の強化で酒類が3.6%上昇したほか、牛肉や米も上昇した。生鮮食品は12.5%上昇。天候不良の影響でレタスなどの価格が高騰した。生鮮野菜は価格が21.3%上昇した。不漁を背景に生鮮魚介も5.7%上昇した。 全国のCPIは1月分から公表が1週間早まった。同日に公表していた翌月の東京都区部のCPI(2月分の中旬速報値、15年=100)は3月2日に発表する。 過去の統計データがご覧いただけます。

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