ノーベル平和賞受賞者の マララ・ ユスフザイさん襲撃事件などを起こしたイスラム武装勢力「パキスタンの タリバン運動(TTP)」 は23日、 米軍の 小型無人機ドローンの 攻撃…
ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさん襲撃事件などを起こしたイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」は23日、米軍の小型無人機ドローンの攻撃により死亡した指導者ファズルラ師の後継に、宗教家のムフティ・ヌール・ワリ・メスード師を選出したと明らかにした。地元英字紙ドーンなどが報じた。
報道によると、メスード師は40歳前後で、パキスタン北西部の南ワジリスタン地区出身。イスラム法(シャリア)の厳格な適用を求めてきた。
ファズルラ師は2012年に起きたマララ・ユスフザイさん襲撃事件の首謀者で、今月14日、潜伏していた隣国アフガニスタンで米軍のドローンの攻撃を受け死亡した。(共同)