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東証大引け 8日続伸、米株高や円安で 一時2万3000円台も伸び悩み

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30日の 東京株式市場で日経平均株価は小幅に8日続伸し、 前日比21円28銭(0.09%)高の 2万2869円50銭で終えた。 8日続伸は2017年10月2~24日に16日続伸して以来の 長期上昇となる。 米株式相場…
30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に8日続伸し、前日比21円28銭(0.09%)高の2万2869円50銭で終えた。8日続伸は2017年10月2~24日に16日続伸して以来の長期上昇となる。米株式相場の上昇や円安・ドル高を受けて株価指数先物や輸出関連株の一角が買われた。日経平均は朝方に節目の2万3000円を上回ったが、大台の達成感から個人投資家や国内の機関投資家が利益確定売りを出し、伸び悩んだ。小幅安に転じる場面もあった。
米国とカナダの通商協議が進展するとの期待から29日の米市場でハイテク株主体のナスダック総合株価指数などが上昇した。東京市場でも海外投資家の買いで ソニー や TDK が連日で年初来高値を更新した。
買い一巡後の相場は伸び悩んだ。日経平均は5~7月に3回、2万3000円付近まで上昇したもののそれぞれ短期間で押し戻されており、この日も朝方に大台を付けた後は上値が重くなった。当面は2万3000円を上限とするボックス相場が続くとみた国内の投資家から売りが出たという。
トランプ米大統領が29日、膠着している北朝鮮との非核化交渉に関連して中国政府を非難する声明を発表した。米中関係の緊張の高まりから、買い手控えムードが広がったことも相場の重荷となった。
JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに小反落した。終値は前日比22.28ポイント(0.14%)安の1万5359.63だった。東証株価指数(TOPIX)も5日ぶりに小反落し、0.46ポイント(0.03%)安の1739.14で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6338億円と2日以来の高水準だった。取引終了間際にTOPIXの浮動株比率変更に伴う売買が膨らんだ。売買高は13億9935万株。東証1部の値上がり銘柄数は1167、値下がりは844、変わらずは93だった。
ファストリ と 任天堂 が上げ、 ダイキン と ヤマハ も高い。 キッコマン と 資生堂 が買われた。一方、 テルモ や アステラス 、 第一三共 が下げた。 トヨタ と ホンダ が安く、 信越化 と 日立建機 も下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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