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米国株式市場は反落、米国の対中関税発動への懸念で

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[ニューヨーク 30日 ロイター] – 米国株式市場は5営業日ぶり反落。 トランプ米大統領が来週9月6日以降に2000億ドル規模の 中国製品に対する追加関税を発動させる考えを示したと伝わる中、 貿易摩擦へ
[ニューヨーク 30日 ロイター] – 米国株式市場は5営業日ぶり反落。トランプ米大統領が来週9月6日以降に2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税を発動させる考えを示したと伝わる中、貿易摩擦への懸念が再燃した。また、レーバーデーの連休を控え、リスク選好度が低下した。
トランプ米大統領が2000億ドル相当の中国製品に対する追加関税を来週にも発動する考えを示したとブルームバーグが報じると、午後中盤にかけて売りが加速した。
投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数) は、約2週間ぶり高水準を付けた。
アップル は0.9%高で、最高値を更新。
アップルは、新製品の発表会を9月12日に開くと道関係者に案内を送った。主力製品のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデルを発表するもよう。
アマゾン・ドット・コム は0.2%上昇し、初めて2000ドル台に乗せ、時価総額1兆ドル超えに近付いた。1兆ドルを達成すれば米企業としてアップルに続いて2番目。
S&Pの11の主要セクター株価指数では、公益事業株指数 のみが上昇した。
キャンベル・スープ は2.1%安。海外事業など、一部事業の売却を発表したことが材料視された。
アパレル大手アバクロンビー・アンド・フィッチ は17.2%安。四半期既存店売上高が予想を下回ったことが圧迫材料となった。
ディスカウント小売大手ダラー・ツリー は15.5%、ダラー・ゼネラル は1.0%、それぞれ下落。ともにさえない利益見通しを示したことが嫌気された。
また、この日発表された7月の個人消費支出(PCE)は、米連邦準備理事会(FRB)が物価動向の目安としているコアPCE価格指数が前年同月比2.0%上昇した。 FRBの目標に達したことから、年内の追加利上げの可能性が高まった。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.84対1の比率で上回った。ナスダックでも1.36対1で値下がり銘柄数が多かった。
S&P総合500種構成銘柄をみると、31銘柄が52週高値を更新。新安値を付けたのは1銘柄。
ナスダック総合構成銘柄では103銘柄が新高値を更新し、39銘柄が新安値を付けた。
米取引所の合算出来高は59億9000万株。直近20営業日の平均は60億9000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 25986.92 -137.65 -0.53 26099.01 26104.37 25934.80
前営業日終値 26124.57
ナスダック総合 8088.36 -21.32 -0.26 8094.20 8133.30 8069.57
前営業日終値 8109.69
S&P総合500種 2901.13 -12.91 -0.44 2908.94 2912.46 2895.22
前営業日終値 2914.04
ダウ輸送株20種 11309.80 -86.14 -0.76
ダウ公共株15種 729.79 -0.18 -0.02
フィラデルフィア半導体 1393.17 -13.21 -0.94
VIX指数 13.51 +1.26 +10.29
S&P一般消費財 925.79 -5.64 -0.61
S&P素材 372.56 -4.73 -1.25
S&P工業 645.49 -5.03 -0.77
S&P主要消費財 551.43 -1.58 -0.29
S&P金融 469.72 -3.72 -0.79
S&P不動産 207.59 -1.17 -0.56
S&Pエネルギー 551.63 -1.76 -0.32
S&Pヘルスケア 1071.37 -1.16 -0.11
S&P電気通信サービス 154.64 -0.60 -0.39
S&P情報技術 1325.59 -3.88 -0.29
S&P公益事業 270.91 +0.35 +0.13
NYSE出来高 6.41億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22740 – 130 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 22735 – 135 大阪比
(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

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