Home Japan Japan — in Japanese 元横綱、輪島さん死去 「輪湖時代」築く

元横綱、輪島さん死去 「輪湖時代」築く

243
0
SHARE

大相撲の 第54代横綱で、 北の 湖とともに輪湖(りんこ)時代を築いた輪島大士(わじま・ ひろし、 本名輪島博)さんが8日夜、 咽頭(いんとう)がんなどで死去した。 70歳だった。 葬儀の 日取りは未定。 輪島さんは…
大相撲の第54代横綱で、北の湖とともに輪湖(りんこ)時代を築いた輪島大士(わじま・ひろし、本名輪島博)さんが8日夜、咽頭(いんとう)がんなどで死去した。70歳だった。葬儀の日取りは未定。
輪島さんは石川県出身。日本大学相撲部で学生横綱に輝くなど活躍した。1970年に大相撲の花籠部屋に入門し、同年初場所に幕下付け出しでデビュー。幕下を2場所連続で全勝優勝して十両に上がると、初土俵から1年となる71年初場所で新入幕を果たした。
72年秋場所後、同世代の貴ノ花とともに大関昇進。73年夏場所で全勝優勝を果たし、場所後に横綱に推挙された。初土俵からわずか3年半のスピード出世だった。
横綱時代はトレードマークとも言える金色のまわしや、得意の左下手投げから「黄金の左」と呼ばれ、北の湖とともに角界を盛り上げた。優勝回数は歴代7位の14度。
81年春場所で引退。花籠部屋を継承したものの、金銭問題などで85年12月に日本相撲協会を退職した。その後はプロレスラーに転身。2013年12月には咽頭がんの手術を受け、発声が困難な状況が続いていた。

Continue reading...