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「郷土、母校花巻東の誉れ」大谷の新人王にわく

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米大リーグ、 エンゼルスの 大谷翔平選手(24)が13日(現地時間12日)、 今季の ア・ リーグ最優秀新人(新人王)に輝いたことを受け、 出身地の 岩手県奥州市や母校の 花巻東高校など県内各地で喜びの 声が上がった。 【三瓶杜萌】
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(24)が13日(現地時間12日)、今季のア・リーグ最優秀新人(新人王)に輝いたことを受け、出身地の岩手県奥州市や母校の花巻東高校など県内各地で喜びの声が上がった。【三瓶杜萌】
奥州市役所では、職員ら約30人が大谷選手の背番号「17」がプリントされた赤いTシャツ姿で吉報を待った。新人王受賞の知らせが入ると、フロア全体が拍手に包まれた。
この日の定例記者会見冒頭で、小沢昌記市長は「彼の高い能力が評価されたことは出身地の我々にとっても大きな喜びであり、勇気と元気をもらった」とあいさつ。市民栄誉賞を創設し、大谷選手に授与する方針で準備を進めることを明らかにした。今年度中の授与を目指し、調整を重ねるという。
市はこの日、本庁舎に新人王獲得を祝う横断幕を掲示。今年発足した応援組織「大谷翔平ふるさと応援団」での祝賀イベントなども今後検討していく。
母校の花巻東高校でも、日本選手4人目の快挙達成に喜びの輪が広がった。小田島順造校長(74)は「海外でも二刀流で大きな成果を収めてくれた。心からお祝い申し上げたい」と祝福。2012年のセンバツで大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手(現阪神)から本塁打を放った試合を思い出しながら、「高校時代から持っていた二刀流の素晴らしい才能を、さらに発揮してほしい」とエールを送った。
花巻東高時代に甲子園でともにプレーした同級生で元主将の大沢永貴さん(24)=同県金ケ崎町西根=は、新人王受賞を知ると大谷選手に早速連絡して祝福。「ありがとう、これからもっと上を見て頑張ります」と返事が来たといい、「きっと本人にとってはまだまだ通過点なのだろうなと思う。来シーズンもさらに上に向かって頑張ってほしい」とさらなる飛躍に期待した。
また、達増拓也知事も「投手・打者としての二刀流の活躍は、世界中の野球ファンを魅了するとともに、県民にとって大きな喜びとなった」とのコメントを発表した。

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