柔道の 世界選手権（８～９月、 ハンガリー・ ブダペスト）の 代表選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権は１日、 男子６６キロ級で阿部一二三（日体大）が決勝までの ３試合すべて一本勝ちで２連覇を果たした。
柔道の世界選手権（８～９月、ハンガリー・ブダペスト）の代表選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権は１日、男子６６キロ級で阿部一二三（日体大）が決勝までの３試合すべて一本勝ちで２連覇を果たした。
阿部がすべて一本勝ちで力の差を見せた。１回戦は大外刈り、準決勝は大腰で技ありを奪ってからのけさ固めで一本。決勝でも袖釣り込み腰、一本背負いと豪快な技を繰り出し、最後は大外刈りで仕留めて「技の精度、威力が上がっているなと感じた。自分の成長が見られた」と満足そうに話した。昨年もこの大会で優勝したが、リオデジャネイロ五輪代表争いは実績のある海老沼匡（パーク２４）に軍配が上がった。リオ五輪後、東京、パリとグランドスラム大会を連覇した阿部は「リオがダメになってから、今年の世界選手権で戦う準備をしている。東京五輪までの３年間、自分がエースでいなければいけない」と気を引き締めていた。
Similarity rank: 2.1
Sentiment rank: 4
