【ソウル時事】 韓国の 朴槿恵前大統領（収賄罪などで公判中）への 贈賄罪などに問われ、 一審で懲役５年の 実刑とされたサムスングループの 事実上の トップでサムスン電子副会長の 李在鎔被告（４９）の 控訴審で、 ソウル高裁は５日、 一審判決を破棄し、 懲役２年６月、 執行猶予４年（求刑懲役１２年）を言い渡した。 ソウル郊外の 拘置所に収容されていた李被告は、 判決を受けて釈放された。 判決は朴前大統領の 裁判にも影響を与えるとみられている。 聯合ニュースによると、 特別検察官側は判決を不服とし、 最高裁に上訴する方針を明らかにした。
【ソウル時事】韓国の朴槿恵前大統領（収賄罪などで公判中）への贈賄罪などに問われ、一審で懲役５年の実刑とされたサムスングループの事実上のトップでサムスン電子副会長の李在鎔被告（４９）の控訴審で、ソウル高裁は５日、一審判決を破棄し、懲役２年６月、執行猶予４年（求刑懲役１２年）を言い渡した。 ソウル郊外の拘置所に収容されていた李被告は、判決を受けて釈放された。判決は朴前大統領の裁判にも影響を与えるとみられている。聯合ニュースによると、特別検察官側は判決を不服とし、最高裁に上訴する方針を明らかにした。 特別検察官側によると、李被告は、２０１４～１６年、現職大統領だった朴被告と会談を重ね、父の李健熙会長からの経営権継承や自らの経営権確立に向け、朴被告の協力を要請。その見返りとして、朴被告の親友の崔順実被告らに対し、約束分も含め約４３０億ウォン（約４３億円）を提供したとされる。（2018/02/05-17:55）
