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猛暑の原因、チベット高気圧とフィリピン沖気流

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7月の 記録的猛暑の 原因は、 大気の 上層と下層の 両方で、 日本列島に高温をもたらす条件が重なったためだ。 地球温暖化による平均気温の 上昇も影響したとみられる。 気象庁によると、 猛暑の 一因となったの が、 フィリピン沖からの 気流だ。 【科学・ IT】
7月の記録的猛暑の原因は、大気の上層と下層の両方で、日本列島に高温をもたらす条件が重なったためだ。地球温暖化による平均気温の上昇も影響したとみられる。
気象庁によると、猛暑の一因となったのが、フィリピン沖からの気流だ。これが大気上層の偏西風を北に押し上げ、大陸のチベット高気圧が張り出しやすくするとともに、大気下層の太平洋高気圧の勢力も強めた。その結果、2個の高気圧が重なって列島を覆う形となり、晴天が増えた。
大気上層からの下降気流も影響した。下降気流が生じると、地表の空気が圧縮されて温度が上がる。今回はチベット高気圧の気流と、フィリピン沖から来た気流が列島上空で合わさって強い下降気流となり、列島の大気を暖めたという。

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