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東証前引け 小反発、金融や資源関連に買い 上値は重く

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大納会を迎えた29日午前の 東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、 前日比57円66銭(0.25%)高の 2万2841円64銭で前場を終えた。 28日の 米株高や、 円相場の 落ち着きが買い安心感につながった
大納会を迎えた29日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前日比57円66銭(0.25%)高の2万2841円64銭で前場を終えた。28日の米株高や、円相場の落ち着きが買い安心感につながった。金融株に加え、国際商品市況の堅調を背景に資源関連株が上げた。朝方の買い一服後は個人投資家を中心に利益確定売りも出て、やや上値が重くなった。 市場では「年内の運用パフォーマンスを上げたい一部の海外短期筋が、株価に出遅れ感のある銀行株や証券株などに買いを入れた」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との声もあった。ただ年末接近で積極的に持ち高を傾ける参加者は全般に少なく、日経平均の日中の値幅(高値と安値の差)は56円にとどまった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で6646億円、売買高は3億9957万株にとどまった。東証1部の値上がり銘柄数は1182と、全体の約57%。値下がりは732、変わらずは147だった。 今期業績の上振れが伝わった 旭硝子 が高く、 三菱UFJ や 三井住友FG など銀行株が上げ幅を拡大。 大和 や 野村 といった証券株も上昇した。 三菱商 や 伊藤忠 も高い。一方、3~11月期の営業減益が伝わった ローソン が安い。 KDDI は年初来安値を更新した。 楽天 や OLC も下げ幅を拡大した。 東証2部株価指数は続伸した。 東芝 や 宮入バ が上げ、 ラオックス や 日化産 が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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